広島原爆被爆者とエノラゲイ乗組員の邂逅


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002 2025/04/10(木) 18:43:03 ID:9jhU23QlXI
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米爆撃機B29「エノラ・ゲイ」の搭乗員12人のうち、最後の生存者だったセオドア・バンカーク氏が昨年、93歳で死去。同氏には2007年から13年にかけて毎年、米ジョージア州アトランタ郊外の自宅で話を聞く機会を得た。最初のインタビューで、広島への原爆投下は必要だったのかと尋ねると、「原爆は戦争の終結を早め、多くの人の命を救った。投下せずに、本土上陸作戦を実施していたら凄惨な戦いになっていただろう」 原爆の投下を正当化する同氏の論理は、トルーマン大統領はじめ当時の米政府幹部が示した公式見解と同様で、その後の取材でも一貫してぶれることはなかった。

広島で被爆した個々人に対しては、最初の取材時から「気の毒(sorry)なことをした」と語っていた。ただし、「日本の国に起きたこと全体としては、気の毒とは思わない」とも付け加えた。批判の矛先を当時の日本の指導者に向け、「日本は少なくとも6カ月前には降伏しているべきだった。空軍力も海軍力も失い、勝つ見込みが全くなかったことは、軍も分かっていたはずだ。日本の指導者がなぜかたくなに降伏を拒んで戦争を続け、国民をこんなひどい目に遭わせたのか理解できない」と憤慨していた。

プロテスタントのキリスト教徒だという同氏に「神はあなたを天国に行かせてくれると思いますか」と尋ねたことがある。2011年のことだ。同氏は一瞬険しい表情になり、「全く見当がつかない」と2回口にした。そして落ち着いた口調に戻り、「やるべきことをやって、その結果を受け止めるしかない。いずれ分かる。君よりは先にね」と語った。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO90168730V00C15A8...

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